はじめまして、管理人のミチルです。
最近、わが家の愛犬プッチ(メス、10歳)がいきなり食事を拒絶するようになり、ドッグフードを数日食べない事件がありました。
思い当たるフシと言えば、野菜の切れ端とかフルーツとかをチョイチョイあげていたので、グルメになってしまったのか?!!とちょっとだけ後悔しましたが、
栄養バランスの良いドッグフードをなるべく食べてもらいたいという想いから、プッチにドッグフードのみを再び食べてもらえるよう試行錯誤した記録を、このブログにてご紹介します。
ドッグフードを食べなくなった理由を考えてみた
思えば、わが家がプッチを迎え入れてからというもの、朝晩のドッグフード給仕以外に、ワタシはプッチに葉野菜やフルーツをチョイチョイあげてきました。
それでも、プッチはドッグフードだけをモリモリ食べてくれていたので、今になってプッチが急にグルメ化したわけでもなさそう・・・。
そこで、プッチがドッグフードを食べなくなった理由を、プッチをよく観察しながら考えてみることにしました。
歯が痛い?
ドッグフードを単体で食べてくれなくなったプッチ。
何か美味しいものを混ぜてみれば食べるかも?と、かつお節とか煮干しの砕いたものなどをドッグフードにちょいと混ぜてみました。
すると、わずかに口に入れたものの、
キャンッ!!!
噛んだドッグフードがカリッと砕けた際、かすかな叫び声をあげ、プッチはそそくさとペットハウスへと逃げていきました。
そこで、プッチの歯を見たところ、なんと歯と歯茎の間から出血が!!
老化で歯肉炎が進み、歯が痛くて硬いドッグフードが食べられないのかもしれない。
ワタシは、プッチがドッグフードを食べなくなった1つ目の理由に、歯痛の可能性を考えました。
嗅覚や味覚が変わった?
以前、別の記事で、犬は嗅覚(きゅうかく)で食べるというお話をしました。
プッチが食べなくなったドッグフードはチキン味。
チキン味のドッグフードの香りは、人間のワタシが嗅いでもわかるぐらい、他の肉類の香りに比べて臭気指数(においの程度を数値化したもの)が低め。
もうすぐ11歳になるプッチの嗅覚は、確実に衰えてきているに違いなく、香りがマイルドすぎるチキン味のドッグフードに食欲を覚えなくなったのかもしれない。
ワタシは、プッチがドッグフードを食べなくなった2つ目の理由に、ドッグフードの味の可能性を考えました。
とりあえずご飯を食べてもらえるよう工夫したこと
ドッグフードのみを食べてもらえるよう試行錯誤している間、何か食べてもらわないと痩せていくばかりなので、チキン味のドッグフードを味変してプッチに与えてみることにしました。
チキン味のドッグフードにプッチが好物の食品を1~2種類加えたところ、昔のガッツキが思いのほかよみがえりました。
なので、ドッグフードを全く口にしなかった日数は2日ほどでしたね。
栄養過多になりすぎないよう、朝晩1日2回与えていたドッグフードを晩1回にし、味変ドッグフードを2週間ほど続けました。
木綿豆腐(大さじ1)、出汁をとった後の煮干(4~5匹)、煮干し粉(2匹分)、茹でブロッコリーなど
ドッグフードを単体で食べるようになった!!
とはいえ、いつまでも味変ドッグフードに頼るわけにはいかぬ・・・。
プッチがご飯を食べなくなった理由がなんとなくわかったので、それに合わせた対処法を実践することに。
わが家では、つぎの3つの方法で、プッチが無事にドッグフードのみで食事を完結してくれるようになりました。
①風味の強いドッグフードを選ぶ
どうやらプッチは、香りの弱いチキン味のドッグフードがお気に召さなくなってしまったようなので、より風味の強いマトン味のドッグフードに変えてみました。
すると、ドッグフードの封を開けて、エサ入れにドッグフードを入れたとたん、チキン味のドッグフードよりもプッチの反応が良いことがわかりました。
②エサをあげる人の交替
プッチがご飯を拒絶する前までは、ワタシが毎日のエサ当番でした。
しかし、プッチの頭の中では、ワタシはドッグフードをくれる以外に、美味しいものをくれる人という認識ができあがってしまったようで、ワタシがドッグフードのみを与えても、ドッグフードの味にかかわらず一切食べてくれなくなりました。
そこで、日々の給餌を夫や子供たちに任せてみたところ、プッチがドッグフード単体でも食べてくれるように!!
エサやりおばさんのワタシよりも、普段は何もくれない夫や子供たちがドッグフードを与えることで、プッチがあきらめの境地に達したのかもしれません。
③週1の歯磨きケア
プッチの歯肉炎が気になったので、週1で歯磨きケアをすることにしました。
プッチの食べづらさを考えて、ソフトタイプのドッグフードにすることも考えましたが、10歳という年齢を考えると、まだ少し早いかなと思ったからです。
人間もそうですが、しっかりと噛むことが愛犬の老化防止につながります。
プッチには、ハードタイプのドッグフードをまだまだ食べ続けてもらいたいので、今では歯磨きケアで歯肉炎の予防につとめています。
まとめ
いかがでしたか?
結局、プッチがドッグフード単体での食事を拒絶した日数は、チキン味のドッグフードがなくなるまでの2週間ほどでした。
ドッグフードを食べてくれなくなった時は正直すごく心配しましたが、ドッグフードをマトン味に変えてから、また元のように食べてくれるようになり一先ず安心です。
しかし、老化は進む一方なので、今後も急にご飯を食べてくれなくなる可能性もあることでしょう。
そんな時は、今回の出来事を参考にして、プッチの様子を観察しつつ再び対処したいと思います。
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