はじめまして。管理人のミチルです。
飼っているチワワにアレルギーがあると心配ですよね。
特に、食物アレルギーの場合、毎日の食事にとても気をつかいます。
この記事では、愛犬の食物アレルギーにお悩みのアナタとアナタのチワワちゃんに役立つ情報をお届けします。
アレルギーの知識をふやして、愛犬がいつまでも健康に過ごせるようしっかりと対策をしていきましょう。
食物アレルギーとは?
動物には、体内に入ってきた細菌やウイルスを異物として撃退しようとするシステム(免疫機能)がそなわっています。
しかし、個体によっては、体内にとりこんだ食べ物を異物(アレルゲン)として認識してしまうことがあります。
この状態を食物アレルギーといいます。
食物アレルギーが一度でも発症すると、アレルゲンの食べ物を再び口にするだけで、アレルギー反応を起こすようになります。
ひこアレルギー発症のメカニズムは、チワワも人間も同じなのですね。
こんなときはアレルギーかも
チワワにつぎのような症状がみられたら、食物アレルギーを疑いましょう。
食物アレルギーでよくみられる症状
- あし先をよく舐める
- 耳をふったり、引っかいたりする
- 体のどこかをずっとかいている
- 眼がはれぼったくなる
- 涙目になる
- 涙やけがひどい
- 眼や口のまわりに湿疹ができる
- 口のまわりやお尻のまわりを壁や床に押しつける
- 若いときから皮膚トラブルをくり返している
- 抜け毛がひどい
チワワにアレルギー反応がでたら?
チワワにアレルギー反応がみられたら、まずは原因を特定することからはじめましょう。
アレルギーの原因を考えよう
犬のアレルギー全体の約10%が食物アレルギーといわれています。
つまり、アレルギーのうち、約90%は食物アレルギー以外の原因によるものと考えられるのです。
チワワにアレルギー反応がみられたら、食物アレルギー以外にも原因がないか、日ごろの行動を思い返してみましょう。
犬のアレルギー分類は4つです
- ノミ・ダニアレルギー
- アトピー性皮膚炎
- 食物アレルギー
- 花粉症
病院でアレルゲンチェックを受けよう
アレルギーの症状が一度でもでたら、チワワの今後の健康管理のためにも、病院でアレルゲンを特定する検査をうけましょう。
検査費用は、病院によって異なりますが、およそ1万円(診療費は別途)です。
病院でチワワの診察を受ける際は、
- いつも食べているドッグフードの種類と原材料がわかるものを持参する
- 最近、チワワが口にしたもののメモを持参する
- 食物アレルギーの可能性があるため、アレルゲンを特定する検査をしたいと伝える
の3つを忘れずに行いましょう。
アレルギーをひどくする要因
チワワは、繊細で神経質な犬種。
ちょっとした環境の変化や、長時間の孤独に大きなストレスを感じやすく、心理的な不安からアレルギー反応が強く出ることがあります。
日ごろから、チワワとのスキンシップを心がけ、不安な思いをさせない工夫をしましょう。
アレルギーと向き合っていく覚悟を決めよう
食物アレルギーの程度によっては、肝臓病や腎臓病などの合併症を併発するチワワもいます。
飼い主は、アレルゲンを含まないフードを探したり、手作りご飯を作ったり、看病をしたり、病院に連れて行ったりと、
不安を抱えながらチワワのアレルギーと向き合っていかなければなりません。
チワワが言葉を話せたらどんなにいいだろう・・・。
そう感じている飼い主も多いことでしょう。
チワワの不安やアレルギー症状を少しでも取りのぞいてあげられるように、愛犬のアレルギーと向き合っていく覚悟を決めましょう。
代表的なアレルギー食を検証してみた
食物アレルギーをもつチワワのご飯を考えるとき、真っ先に思いつくのがアレルギー食のドッグフードではないでしょうか?
でも、一体何をもってアレルギー食といわれているのかいまいちわかりません。
そこで、アレルギー食として有名な、
日本ヒルズコルゲートのプリスクリプション・ダイエット(特別療法食) <犬用> z/d ゼッドディー ULTRA 小粒 ドライ
について、その内容を簡単に検証してみました。
製品の特徴
- 高消化性の加水分解たんぱく質と精製された単一の炭水化物源(コーンスターチ)を使用
- オメガー3&6脂肪酸配合
- 科学的に証明された抗酸化成分
- 原材料を徹底的に吟味し、高品質なたんぱく質を使用
- 臨床的に証明された栄養バランス
- 原産国はチェコ
原材料
コーンスターチ、加水分解チキン、植物性油脂、セルロース、動物性油脂、ミネラル類(カルシウム、リン、ナトリウム、カリウム、クロライド、マグネシウム、銅、鉄、マンガン、亜鉛、ヨウ素)、乳酸、ビタミン類(B1、B2、B6、B12、C、D3、E、ベータカロテン、ナイアシン、パントテン酸、葉酸、ビオチン、コリン)、アミノ酸類(タウリン、トリプトファン、メチオニン)、酸化防止剤(ミックストコフェロール、ローズマリー抽出物、緑茶抽出物)
z/d ゼッドディー ULTRAを検証した感想
z/d ゼッドディー ULTRAは、
アレルゲンとなる物質を徹底的に除去した、愛犬の健康維持に欠かせない栄養成分満載のドライフード。
沢山のアレルゲンを抱えるチワワに安心して与えられるので、助かっている飼い主も多いことでしょう。
しかし、肝心の素材(食材)の記載がどこにも見当たらず、どのような経緯で栄養成分が抽出されたのかが、製品表示を見るかぎり確認できません。
これでは、サプリメントと同じです。
人間の世界では、サプリメントはあくまで栄養補助食品。生きていくうえで必要な栄養は、普段の食事からとることが基本です。
犬だって同じ。
いくら、アレルギーがあるからといって、サプリメント性の強いドッグフードで愛犬の健康を維持できるのかについては疑問が残ります。
愛犬に与えるドッグフードは、素材や素材の産地までとことん知りたい。
これが、愛するチワワと暮らす飼い主の正直な感想ではないでしょうか?
さあ、ドッグフードを探そう
食物アレルギーをもつチワワに合うフードは、病院で受けたアレルゲン検査の結果にもとづいて選びましょう。
ただし、アレルゲン検査で陽性と出ても、一生症状がでないアレルゲンもあるため、
まずは、症状がすでに出ているアレルゲンが含まれていないフードから探してみましょう。
オイルコーティングがもたらす悪影響
一般的なドッグフードには、嗜好性を高めるために動物性油脂加工物が吹きかけられています。
しかしながら、コーティングされた油脂が酸化して古くなると、
ドッグフード独特の嫌なニオイを発するだけでなく、皮膚病などのアレルギー症状を引き起こすことがあります。
ドッグフードを選ぶときは、ドッグフードの素材だけでなく、オイルコーティングの有無についても注意を払いましょう。
いいフードを見つけたら?
よく、ドッグフード1種類だけだと栄養が偏るのでは?と心配する飼い主がいますが、
ほとんどのドッグフード(ドライタイプ)は総合栄養食といって、チワワに必要な栄養素が1袋にギュッと凝縮されています。
食物アレルギーをもつチワワにぴったりのドッグフードが見つかり、チワワが、アナタが選んだドッグフードをパクパクと美味しそうに食べてくれるなら、
新たなアレルギー反応が出たり、チワワがそのドッグフードを拒絶したりするまでは、同じドッグフードをずっと与えつづけても問題ありません。
まずは、チワワの健康維持に欠かせない毎日の食事の安定を図りましょう。
アレルギーをもつチワワにオススメの無添加ドッグフードはこちらで紹介しています。
まとめ
毎日の食事は、食物アレルギーの有無にかかわらず、チワワの健康を左右する重要な要素です。
食物アレルギーがあるからと、主要なアレルゲンを一切排除したサプリメント的なドッグフードを与えるのは簡単ですが、
食物アレルギーがあるからこそ、穀物・肉・魚・野菜・海藻などの原材料と、その原材料の産地が把握できる、安心・安全なドッグフードを与えたいものです。
アナタのチワワちゃんの好みや体調を考慮しながら、安心・安全なドッグフードで毎日の食事を楽しい時間に変えてあげましょう。
管理人のお墨付き!美味しさあふれるドッグフードはこちらをご覧ください。