はじめまして、管理人のミチルです。
もうすぐ11歳になる我が家のプッチ(メス)。スリッカーでブラッシングすると、皮膚からみるみるフケが出るように。
以前は、そんなことがなかったので心配になり、さっそくフケ対策をしたところ、プッチのフケが無事少なくなりました。
そこで、この記事では、愛犬のフケにお悩みのアナタに、チワワからフケが出る原因から、プッチのフケ対策について詳しくご紹介します。
チワワからフケが出る原因
新陳代謝
フケは、古くなった皮膚の角質が表面化したもの。
チワワの皮膚は、約20日のサイクルで新陳代謝を繰り返しているので、生きているかぎり必ずフケは出ます。
つまり、シャンプーをしてフケを洗い流さないかぎり、フケは溜まりつづける一方なのです。
皮膚の乾燥
チワワの皮膚は、人間と比べて非常に薄くて繊細。
常に、大量の毛に守られているので、抵抗力が弱く、乾燥したりかぶれたりしやすいのです。
人間に、乾燥肌の人とそうでない人がいるように、チワワも、体質によって乾燥しやすいコとそうでないコがいます。
また、高齢化がすすんだチワワも、肌の保水力が弱まるため、若いころに比べて肌が乾燥しやすくなります。
シャンプーの回数
シャンプーの最適回数は、犬種によって異なります。
皮膚病になりやすいシーズーやフレンチブルドッグなどの犬種は、2~3週間に1回が最適と言われていますが、チワワの場合、シャンプーをしすぎると乾燥などの肌トラブルを招きます。
また、シャンプーの回数が少なくても、毛穴に老廃物がつまり、フケやかゆみなどの肌トラブルを引き起こすことも。
つまり、シャンプーの回数は、多すぎても少なすぎても、フケにつながる可能性があるのです。
アレルギー
エサ・おやつ・シャンプーなどの人工物が、チワワの体質に合っていないと、アレルギー反応としてフケが出ることがあります。
また、高齢化による体質の変化により、今まで当たり前のように食べていたり使っていたりしたものが、アレルギー反応を起こすことも。
さらに、人間と同様、花粉・ハウスダスト・カビなどのアレルゲンに反応して、フケが増えることもあります。
チワワのアレルギーには、様々な要因があることを覚えておきましょう。
ストレス
チワワは、とても繊細な性格をしています。
ちょっとした環境の変化にもストレスを感じやすく、アレルギーや皮膚炎を発症しやすいチワワの場合、ストレスによる免疫力の低下から、フケの量が増えることがあります。
皮膚病
感染性皮膚炎(寄生虫や菌が原因の皮膚疾患)、アレルギー性皮膚炎、アトピー性皮膚炎、脂漏症(しろうしょう)などの皮膚病が原因でフケが出ることがあります。
チワワが皮膚病にかかった場合、自力で治ることはまずありません。
病院で薬物投与などの治療が必要になるため、病院に連れて行きましょう。
飼い主ができるチワワのフケ対策
シャンプーの頻度
チワワのシャンプーは、1~2カ月に1回が最適と言われています。
しかし、これは一般論。チワワ本人が普段と変わらず健康であれば、季節によって回数を見直してもかまいません。チワワだって冬は寒いですしね。
でも、もしフケが気になるようなら、まずは1カ月に1回のシャンプーで様子をみてみましょう。
シャンプーの前に、スリッカーでしっかりとブラッシングをして、フケを落ちやすくしておくと、シャンプー後の仕上がりがちがいますよ。
保湿
シャンプーの頻度を見直しても、フケが改善されない場合、チワワの体質や高齢化で皮膚の乾燥がすすんでいるかもしれません。
犬専用の保湿成分入りシャンプーや保湿剤を使い、皮膚を定期的に保湿してあげましょう。
その際、できるだけ無添加の製品を使う、製品に配合されているアレルゲンに注意するなど、チワワの皮膚に安心・安全なものを使ってあげるといいですよ。
アレルゲンの排除
体質によって、生まれつき特定のアレルゲンに反応するチワワがいます。
また、高齢化によって体質が変化し、今まで平気だったアレルゲンにアレルギー反応が出るようになるチワワもいます。
もし、シャンプーや保湿をしてもフケが減らない場合は、エサやおやつを見直したり、花粉・ハウスダスト・カビなどを除去したりして、チワワに直接触れるアレルゲンをできるだけ排除してみましょう。
アレルゲンが特定できない場合は、病院で検査してもらうこともできますよ。
環境の整備
チワワの免疫力を維持するために、チワワを取り巻く環境を今一度見直してみましょう。
- チワワが生活している場所は、チワワにとって適温か?
- チワワが生活している場所は、静かで安心できるか?
- チワワをずっと一人ぼっちにしていないか?
- 適度な運動をさせているか?
プッチのフケ対策
プッチの様子を観察してみた
プッチのシャンプーの頻度は、春夏は2カ月に1回。秋冬は、3~4カ月に1回です。
ブラッシングの頻度は、2~3日に1回はするようにしていて、爪は2カ月に1回ペットサロンで切ってもらっています。
プッチは寒がりなので、秋冬はシャンプーの回数を減らしているせいか、10歳を過ぎたころからフケが目立つようになりました。
プッチの場合は、シャンプーの回数が少ないことと、高齢化による皮膚の乾燥が、フケの発生につながったようです。
でも、体をかゆがったり、皮膚トラブルなどの異常が全くみられないので、急にシャンプーの回数を増やすことはせず、暖かい日を狙って、いままでどおりのシャンプー頻度でできるフケ対策を模索してみました。
シャワーヘッドを替えてみた
シャンプーの頻度を替えずに、プッチの皮膚を清潔にたもちつつ保湿をし、フケを防ぐ方法は無いものか?と調べるうちに、最近流行りのシャワーヘッドにたどり着きました。
某CMなどでご存じの方も多いと思いますが、某CMの商品は4万円前後と高額なので、うちはコスパが良いウルトラファインバブル(マイクロナノバブル)のシャワーヘッドを購入してみました。
実は、このシャワーヘッド、皮脂や毛穴汚れを落とすだけでなく、保湿効果が非常に高いのです。
さっそく、新しいシャワーヘッドでプッチをシャンプーしてみたところ、
- 見た目のフケが減った
- 時間が経っても、フケの量が増えなくなった
- 毛がツヤツヤになった
- シャワーだけで汚れが落ちるので、シャンプーが節約できた
- シャンプーの使用量が減り、皮膚への負担が減った
プッチの洗いあがりや、シャンプー後の様子をみて、プッチのフケが減った一番の理由は、シャワーヘッドの保湿効果によるものだと確信しました。それくらい、普通のシャワーヘッドと洗い上がりが全然ちがいます。
このシャワーヘッドがあれば、プッチの高齢化が進んでも、プッチの肌に負担をかけずに安心してフケのケアができる。ウルトラファインバブルを開発してくれた人に感謝です!
まとめ
いかがでしたか?
フケは、チワワの体調のバロメーターでもあったりします。
まずは、愛犬の様子をじっくりと観察し、何をしてもフケが減らない、自分のからだを異様にかくなど、チワワが少しでも辛そうなら、もう買主にできることはありません。
チワワの体調が悪化する前に、かかりつけのお医者様へ早めに相談してくださいね。